デスクやベッドサイドで配線がごちゃつくと作業効率も下がってしまいます。そんな悩みを解決するのがUSBポート付き電源タップ。スマホやタブレットを直接充電できるだけでなく、雷ガードや一括スイッチなど安全性に優れたモデルも豊富です。
本記事ではおすすめのUSB電源タップ6選をランキング形式で紹介し、従来の電源タップとの違いや長持ちさせるコツ、よくある質問(FAQ)までわかりやすくまとめました。
目次
| USB付きと普通の電源タップ、何が違うの?

USBポート搭載で直接充電可能
従来の電源タップはAC差込口のみですが、USB付きはスマホやタブレットをアダプタ不要で直接充電できます。
急速充電規格への対応
新しいモデルはUSB-C PDやQC対応が増えており、従来よりも短時間で効率的な充電が可能です。
安全機能の充実
最新モデルは雷ガードや過電流保護、一括スイッチ搭載など、従来より安全性が強化されています。

省スペース設計
タワー型や壁掛け対応など、レイアウトに合わせて設置できる工夫があり、従来型よりも省スペースで使いやすいです。
配線のシンプル化
USBケーブルを直接挿せるため、従来のようにACアダプタを複数並べる必要がなく、デスク周りがすっきりまとまります。
| USB電源タップを長く使うコツ

過剰な差し込みを避ける
USB電源タップは多口タイプが多いため、つい最大限まで差し込みたくなります。しかし容量を超えると発熱や劣化の原因に。使用する機器の消費電力を確認し、無理のない範囲で使うことが長持ちにつながります。
湿気やホコリを防ぐ
ホコリや湿気はショートや発火の原因になりやすい要素です。床に直接置かず、できればデスク上や壁掛けに設置するのがおすすめ。定期的にコンセント周りを拭いて清潔に保つことも効果的です。
ケーブルを曲げすぎない
延長コード部分を強く折り曲げたり、椅子で踏んだりすると内部の配線が劣化します。ケーブルはゆとりを持たせて配線し、負担をかけないようにすることで寿命を延ばせます。

使用しないときは電源オフ
一括スイッチや個別スイッチが付いているモデルは、使わないときにオフにするのが理想的です。待機電力の節約になるだけでなく、常時通電による部品の劣化を防げます。
高温になる場所を避ける
直射日光が当たる窓際や、ヒーターのそばなど高温になる環境は部品の寿命を縮めます。通気性がよく、熱がこもらない場所に設置することが大切です。
定期的な点検を忘れない
焦げ臭さや変色、異常な発熱を感じたらすぐ使用をやめて交換が必要です。長期間使う前提なら、定期的に状態を確認し、無理せず買い替える判断をすることも安全につながります。
| おすすめUSB電源タップ6選
6位|Anker USB電源タップ 10-in-1 20W

これ一台で配線を集約。
合計10口(AC+USB)を備えたオールインワン設計で、デスクトップPCやモニター、充電器をまとめて管理できます。USB-CはUSB Power Delivery対応で最大20W出力。
スマホはもちろん、タブレットも効率よく充電できます。PSE技術基準適合で安全性を確保し、1.5mの延長コードは取り回しが良好。
AC差込口、USB-C、USB-Aがバランスよく配置されているため、アダプタ同士が干渉しにくいのもポイントです。MacBookやWindowsノート、iPad、Androidまで幅広く使いたい方の「まずはこれ」にちょうどいい一台です。
メリット
- USB-C PD対応でスマホやタブレットが急速充電できる
- AC・USBの配置が工夫されており干渉しにくい
- 安定感があり、複数の機器を同時に使いやすい
- PSE適合で安心感がある
デメリット
- USB出力が20W止まりなのでノートPC充電には非対応な場合も
- コンパクトさより「多機能優先」でサイズ感はやや大きめ
- ケーブル長が1.5mと短めで配置場所が限定されやすい
5位|TESSAN USB付き電源タップ(3AC)

小型軽量、旅先でも頼れる相棒。
3口のACに加えて、USB-A×2とUSB-C×1を搭載。かさばりにくいスリムボディで持ち運びがしやすく、出張や旅行、カフェ作業にも向いています。
スマホ・ワイヤレスイヤホン・モバイルバッテリーなどを同時充電しやすく、ベッドサイドやテレビ周りの省スペース運用にも最適。雷ガード搭載で突発的なサージから機器を保護します。
日本国内専用仕様なので、海外利用を考えている方は変圧・変換を別途検討しましょう。限られたコンセントを賢く増やしたいミニマル派におすすめです。
メリット
- 小型軽量で出張や旅行に持ち運びやすい
- USB-C付きで最新スマホも充電しやすい
- 雷ガード付きで安心
- スリム設計でベッドサイドや省スペースに向く
デメリット
- AC差込口が3つと少なめで大容量利用には不向き
- 海外利用不可(日本専用)
- ケーブルが短く、机下など広い環境では不便
4位|Mscien 電源タップ 8AC+USB(5m)

コード5mの余裕で、レイアウト自由。
AC8口にUSB-C×1・USB-A×3を備え、リビングやワークルームの“電源ハブ”として心強い一台。5mのロングケーブルは壁コンセントから遠い場所でも狙った位置に電源を引けるのが最大の魅力です。
雷ガードでサージ対策、壁掛け対応で配線整理も簡単。スイングプラグは家具の裏でも出っ張りが少なく、設置の自由度が高まります。テーブル下やテレビボード裏など、電源まで距離がある環境でまとめて配線を整えたい方にぴったりです。
メリット
- 5mの長いケーブルでレイアウトの自由度が高い
- AC口が8つと大容量で家電やOA機器をまとめやすい
- USB-A×3+USB-C付きで幅広く充電可能
- スイングプラグ&壁掛け対応で設置が柔軟
デメリット
- ケーブルが太めで取り回しにやや不便
- サイズも大きめで持ち運びには不向き
- USB出力が高出力対応ではない(PD非対応)
3位|NVEESHOX タワー型 9AC+USB4(2m)

最初のひと言:縦に積んで、省スペース大容量。
タワー型ボディにAC9口とUSB4ポートを搭載。各面に差し込めるため、ACアダプタ同士の干渉が少なく、大きめの充電器も並べて使いやすい設計です。
USBはType-C搭載でPD給電に対応し、スマホやタブレットの素早い充電が可能。2m延長コードでデスク下の配線にも余裕があります。
雷ガードや過電流・過熱などへの安全保護機能を備え、在宅ワークのPC一式+ガジェットをまとめたいときに活躍。ブラック基調でデスクにも馴染みます。
メリット
- タワー型で省スペースながらAC9口+USB4と大容量
- Type-C PD対応でスマホ・タブレットの急速充電に対応
- 各面に分散差込でアダプタ干渉が少ない
- 雷ガード・過電流保護など安全機能が豊富
デメリット
- タワー型なので設置場所によっては倒れやすいとの声も
- ケーブルが2mで、広い部屋だと届かないことも
- デザインがシンプルで無骨、インテリア性は低め
2位|エレコム USBタップ 4USB+2AC(1.5m)

“充電ステーション”を机の上に。
USBポートを4つ、ACコンセントを2つ備えた日本メーカーの定番構成。USB側は合計最大3.4Aクラスで、スマホやウェアラブル、ワイヤレスイヤホンなど小型機器をまとめて充電しやすく、家族の共有充電スポットにも最適です。
1.5mケーブルは取り回しが良く、ホワイトカラーで清潔感のある見た目。必要十分なAC×2もあるため、スタンドライトや小型家電をつなぎつつ、USBはフル活用という日常使いがしやすいモデルです。「まずはUSBを増やしたい」ニーズにスッと刺さります。
メリット
- 日本メーカー製で安心感が高い
- USB4ポートでスマホや小物充電に特化
- ホワイトカラーで清潔感があり、デスクに馴染みやすい
- 価格が比較的手頃
デメリット
- AC差込口が2つと少ないので家電には不向き
- USBの最大出力が合計3.4Aと、最新スマホの急速充電にはやや物足りない
- ケーブルが1.5mと短め
1位|TESSAN タワー型 8AC+USB(2m)

主電源一括オフで、節電もラク。
8口のACにUSB-C×1・USB-A×2を搭載したコンパクトなタワー型。各面に分散して差し込めるため、幅広のACアダプタでも干渉しにくく、デスク・テレビ周り・キッチンまで応用が利きます。
雷ガードに加え、一括スイッチで未使用時はまとめてオフにでき、待機電力のカットや安全対策に効果的。薄型プラグは壁コンセントにピタッと収まり、2mケーブルで設置位置の自由度も確保しています。
省スペース・大容量・扱いやすさのバランスが良く、家庭用の“メイン電源タップ”として堂々の1位です。
メリット
- タワー型で8口+USB3ポートと十分な容量
- 一括スイッチ付きで省エネ&安全対策がしやすい
- 雷ガード付きで安心
- 薄型プラグで壁コンセントにも収まりやすい
デメリット
- タワー型なので置き場所を選ぶ
- USB出力が高出力対応ではなく、ノートPC充電には不向き
- 2mケーブルは標準的だが、広い部屋では物足りないケースも
| USB電源タップに関するQ&A

Q1. USBポートはデバイス側で出力を管理!最適な電流が自動で調整される?
A1:はい。USBポート側は「5Vまで・最大2.4A」など電圧・最大電流値を提示していますが、実際に流れる電流は充電対象のデバイス側で制御されます。多くのデバイスは自身の充電ステージに応じて必要な電流のみ引き込みます。
Q2. 電源タップにUSB付きは便利だけど安全?火災リスクは?
A2:低ワット数のライトやスマホ充電器などには問題ありません。ただし、空気清浄機・ヒーターなど高消費電力の機器には不向きで、発熱による火災の原因になることがあります。高ワット機器は壁のコンセントへ直接接続するのが安全です。
Q3. USB付き電源タップの劣化サインって?いつ交換すべき?
A3:以下のような症状が出たら交換を検討しましょう
- 発熱が強い、コンセント部分が黒ずんでいる
- 差し込み端子が緩くカタつく
- 焦げ臭い・変色があるなどの異常がおきている

Q4. サージプロテクター付きUSBタップって本当に必要?
A4:電圧の急激な上昇から接続機器を守る点では「サージプロテクター付き」がおすすめです。USB付き電源タップにも、安全性の強いモデル(雷ガードや過電流保護など)があります。
Q5. タブレットやノートPCもUSB付きタップで充電できる?
A5:USB-C PD(Power Delivery)対応のタップであれば、一部ノートPC(MacBookなど)やタブレットの充電にも対応可能です。ただし、非PDタイプでは出力不足でPCや大きなタブレットには適さない場合もあります。
Q6. USBポート付きの電源タップ、旅行(クルーズ)で使える?船内での使用制限は?
A6:クルーズ船などでは「電源タップの持ち込み自体が禁止」されている場合があります。その際は、USB付き電源タップの持ち込みは不可ですので、事前に船会社の規約を確認してください。
| まとめ|自分にぴったりのUSB電源タップを見つけよう

USB電源タップは「どこで使うか」「どんな機器をつなぐか」「コード長や安全機能」を意識して選ぶと失敗がありません。
省スペースなタワー型、大容量のロングコード、旅行に便利な小型タイプなど用途に応じて選べる幅も広がっています。正しい使い方とメンテナンスを心がければ、長く快適に活用できるアイテムです。
ぜひあなたのライフスタイルに合った一台を見つけて、配線ストレスから解放されましょう。